SSブログ

愚痴 [日記]


好きな人には愚痴と悪口は言わないこと

愚痴と悪口を言わないだけで あなたは誰からも好かれる人になる

とか、書いてある本があって、その通りだと思うけど。

しかし鬱憤がたまって どーも息がしずらい。

空気を吸っても吸っても酸素が体に入った気がしない。

過呼吸なのか酸欠なのかわからんけど、息苦しさを忘れるぐらい運動したらえーのかな、と

ビリーやってみたりするけど、相変わらず息苦しさを覚える。

息を吸うのがしんどい。体に力が入ってる。

これは酒を飲んで解消すべきだろう、と酒を飲んだら一時的に忘れるけど

朝起きたらしっかり覚えてて息苦しい。

昨晩は嫌な夢を見た。

嫌な奴に出くわして全速で走って逃げる夢。

未だに私が逃げなあかん、というか出くわした時に私が逃げたくなるっていうのが嫌。

もう90歳になる祖母に言ったって始まらないことを、思わず言ってしまう。

というか今頃になってそんなこと確認したくなかったけど、なんか聞いてしまった。

祖母は、暴力をふるう人間より、暴力をふるわせた方が悪い、と思っているらしい。

まだ幼稚園児だった弟に「反抗する」なんて分別があると思えないけど。

しつけの領域を超えた暴行っていうのは、本人の快楽の域。

言って分からないことを殴って教えることが絶対悪いとは思わないけど。

だけど殴られる方は、そこに愛情と信条があって殴ってるのかどうか、はよく分かるもの。

だから殴られても怒鳴られても尊敬できる先生とか、師、というものは存在する。

けど、理不尽な内容で、一方的に殴る蹴るという行為は、ただの暴行でしかない。

そんな相手に抱くものは憎しみと諦めだけだ。

祖母は息子に手を上げたことがない、と自慢げに言う。

そして、祖母の父も酒を飲むと暴れて暴力をふるうことがあったけど、

「私はなんでも、ハイ、ハイ、素直に聞いてたから手をあげられたことはなかった」とも言う。

だからあんたの息子は力加減を知らないのだろう、と思うけど。

私が殴られた時も、祖母は諦観していた。

息子を叱ったりはしなかった。

母が殴られても、嫁なので当然、らしい。

そして母に 「しつけがなってない」と嫁入り早々に罵られたことを

未だに 「あんな事言われるとは思ってなかった。でも言い返さなかった。」

と私に愚痴り続ける。

その時私の母に言い返してくれたらよかったのに。

言い返さなかった分の鬱憤を孫の私に愚痴り続けないでほしくて、

昔 「おばあちゃんには他人でも私には母だから。悪口ずっと聞かされて正直不愉快。
   悪口って認めるならたまには聞くけど。おばあちゃんの信仰してる宗教本には、
   悪口言うなかれ、って書いてあったけど?」

とかなり意地悪なことを言ったこともある。
一時的に口をつぐんでいたけれど、最近またぶりかえした。

躾にしくじったのは事実だろう、と思うんだけど。
祖母も女手ひとつで父を育てたわけだし、そんなできた人もたくさんいないでしょう。
もともとの父の性格も悪かったんだろう。

父はさらに祖母を罵る。
自分の息子へ注意できないことを私に愚痴る。
父のせいで弟がおかしくなった、とは絶対に認めない。
母の教育が悪かった、と嫁を罵る。

矛盾だらけだけれど、自分でその矛盾には気づきたくない。

今更気づいたら今まで築いた自分の城が一気に瓦解してしまう。

90超えた祖母に私も今更気づいてほしくない。
一気にぼけるか、むなしくなってしまうだろうから。

でも、話しているとどうにもこうにも腹が立ってきて、
もうすぐあの世に幸せにいける人に向かって、

「父に期待はしないから。弟が戻ってくることもないから。時間がないので用件先言ってくれる?」

なんてことを言ってしまう。

さすがにあれは大人げないか、と思いなおして夕ご飯を作ってあげる。

とりあえず、父への不満はそのまま受けて、後は力仕事を引き受ける約束をする。

ビールをついであげたら、祖母の口癖がでてくる。

「あなたにはおばあちゃんの心が通じるわ。いい孫に恵まれた。」

世間にはごろごろ転がっているようなことだけど、時々愚痴りたくなる。

愚痴って伝染するらしい。やっぱ伝染したな。

おばあちゃんになったら、孫に自分の息子と嫁の悪口はあんまり言わないでおこう、

って思ってる。

さあ、できるでしょうか。

難しいだろうなあ。


nice!(0)  コメント(3) 

nice! 0

コメント 3

たかこ

私も父のような気分屋には絶対なるまい!!と思っているけれど
ふと「このセリフ、孝二が言いそう」ってセリフを言ってしまう。

私見で尚且つ極論だが、母は性格がよく顔がイマイチ。父は性格が悪く、顔がよい。
私は、外見を母から、性格を父から受け継いだ。
姉はその逆。ずっと羨ましいと思っていた。

・・って、なんでコンプレックスを露呈しているんだろう。

人ってそれぞれ「ものさし」を持っているから、それが間違ってるって言われると
どうしていいかわかんないよね。
自分の「ものさし」を信じるしかないけど、その「ものさし」が人それぞれ違うこと、
あと「ものさし」が狂っている可能性があることを、忘れちゃいけないのかもしれん。。と最近思う。
by たかこ (2007-07-24 23:01) 

kiku

そういうときは、買い物。買い物しようぜ。

女度の上がるお買い物。

キラキラのアクササリーに、ラグジュアリーなマスカラにグロス。
華やかなお洋服に、美しいハイヒール。
綺麗な香水瓶に、気持ちのいい下着。

こういう時は、食べても飲んでも、身と心の脂肪がつくから。
お買い物で、気持ちをお腹いっぱいにしましょう。
by kiku (2007-07-26 05:37) 

robou

★たかこ

苦労したことないとうわさのお姉ちゃんだな。
一度会ってみたい、というか遠めに眺めてみたいような。

たかこの性格が悪いかどうか、悪いと思わないけれど
そんなことはどうでもよく、わたしという人間は君に非常に惹かれる。

こういう「ものさし」もあるから人を一元的に見ちゃあいけない、
と思うのだけど、身内についてはついつい・・・

自分がオチてる時に特に人の負のゾーンに踏み込んじゃうんだよなあ。
わかっちゃいるけどヘヘイヘイ。

その後、祖母は私が頼りと判断したので、態度が軟化した。
祖母が持っている考え方ははっきりいって好きではないけれど、
長年生きてきてそれなりに培ってきた経験やら後天的に環境から学んだ
礼儀とか例えば味覚とか作法とかは尊敬に値する。
尊敬ポイントがあってよかったよ。

父もうとましい時間が9割だけど、たまの1割があるだけマシだろう。
いや、世間のいろんな酷い実例に比べてみればこんなのとるに値しない筈。

でもまあ、他と比較せずに幸せになる方法を選択するのが人生なんだろね。
修行やな・・・

長々と失礼。たかこと遊びたい。

★kiku

はい、自然と買い物に行ってました。
女度・・・はともかくとしてやたら高いクッションカバー買っちゃった。
カフェカーテンにグラスが2つ。トルコタイルを鍋敷き用に、お香もひとつ。

生活用品ばっかりだな。

後は弟の置き土産のぐじゃぐじゃ回線と本、
むちゃくちゃ要領の悪い契約電話とネットとテレビとセコムを
片したら私の心がすっきりするわ。

そういえば貴女がこないだ買ってきてたクラッチ(?)薄いピンクの。
やっぱ使いやすいかも。
by robou (2007-07-27 14:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

ある経営者の孤独熱中症 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。